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インターネット殺人事件

日記

2005-05

2005-05-16

◆気持ち復活

「いろんなことがありましたけど、まあそれなりに元気です。
メインマシン( Vine Linux )が root でしか立ち上がらなくなったりカーテンレールが落ちたり体重が減ったりしましたけど、大した事ではないので割愛します。
昔テキストサイトの偉い人が「テキストサイトは肉体的・社会的に健康でないと続けるのは難しい」というようなことを言っていましたが、 あ、別に精神は健康じゃなくていいんだ、と気づいたのもつい最近のことで、 まあこの格言自体いまでっち上げたものなので当然なんですけど、 とりあえず精神的にも健康といえば健康です。」

◆近況

「休止中にも漫画や小説やゲームにはそれなりに触れてます。 そりゃまあ自分が自分であることを止められるわけがありませんからね。 そのあたりの感想は後ほど掬い上げていくとして、特に印象深いものについてダイジェストで。」

  • 隆慶一郎の柳生ものをざらっと読みました。隆先生の柳生ラヴは異常。あんなあからさまな偏愛があるものかと感心しましたよ。あと隆先生描くところの荒木又右衛門も凄まじかった。喩えて言うならヒゲを剃る前のドリアンが日本刀を持ったような化け物ですよ。
  • 石川賢の新連載も好調。まあ好調も何も石川賢は石川賢でしかないわけですが。
  • 自分の周囲の『ロマンシング・サガ ミンストレルソング』のプレイ率の高さは異常。お前らそんなにロマサガが好きか。一人なんか自分と全くメンバー構成が同じ(*1)で眩暈がしましたよ。

◆はてな RSS

「 RNA を入れていたメインマシンが飛んだので、バックアップの OPML からはてな RSS に移行してみました。」

*1: アイシャ、ホーク、ディアナ、シフ、バーバラ

2005-05-19

◆[はてな] はてな RSS

  • はてな RSS への要望。 channel/link へのリンクをフィードごとに表示するオプションが欲しいです。あるサイトが更新されたら周りのエントリもまとめて読むことが多いので。
  • このサイトの画像が表示されないので調べてみたら、 RSS の image を相対 URL で書いていたせいでした。考えてみれば絶対 URL の方が RSS を解析する側が相対 - 絶対変換しなくていいから楽か。というわけで修正。
  • タケハナさんのサイトがフィードに追加できない。 RSS2.0 も Atom もだめ。「フィードが見つかりませんでした。」と表示される。 Feed Validator では Warning が出る程度なんですけど。

◆[読書] 『吉原御免状』(隆慶一郎、新潮文庫)

【 amazon 24時間
題:吉原御免状新潮文庫: 本
続:新潮文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-10-117411-3
刊:新潮社
型:(cm): 15 x 11
頁: 429p
値:¥1
文:宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。―吉原成立の秘話、徳川家康武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。

はてなダイアリー - 石川賢とはをウォッチしていて見かけた名言にこんなものがあります。」

石川賢は宮本武蔵をファックすること火の如しですな。

(思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから 2005-04-01 [雑記]というか)

「この伝で行けば、隆慶一郎は柳生一族をファックすること鉄の如しと言えましょう。 そのくらい隆慶一郎作品の柳生一族は面白い。 いや、この『吉原御免状』のメインテーマはそういうところにはないんですが、そこがまず一番面白かったもので。
この作品を読んだ時点で柳生の面々に対して思ったこと。」

  • 十兵衛の扱いが全体的に悪い。最初に名前が出た時点でいきなり隆慶一郎オリキャラ(*1)に殺られているという。
  • 宗矩や宗冬(十兵衛の弟)など、一般的には十兵衛より弱いとされるキャラが異常に立っている。
  • 柳生義仙(烈堂)はかなり美味しい小悪党キャラ。作中ではかなりの残虐超人のように描かれていますけど、毎回主人公にギャフンと言わされてる様はほとんどドジッ子扱いと言っていいと思う。

「特に十兵衛は殺られ方がひどかった。唐剣でぶりゅりと首筋を刎ねられて死亡。 『花の慶次』で飛び加藤が雑魚を殺るシーンとそっくりで思わず二・三度読み返してしまいましたよ。
このあといくつかの隆作品を読みましたけど、やっぱり一律に十兵衛の扱いは悪いと思います。 他の作家のそれと比べるとほとんどイジメと言ってもいいくらい。
有名キャラに対してこういう仕打ちをする人というのは自分の中では一種類しかいなくて、 それは即ち「他の作家が散々かっこよく描いたキャラなんて使いたかねえ。 それよりマイナーキャラ! マイナーキャラでも俺の筆にかかればメジャーキャラ以上の輝きを!  それが証拠に俺の宗矩を見ろ! どうだこの宗冬は! 十兵衛よりカッコいいだろう? なあ?」 というタイプで、つまり当サイトの観察眼によると隆慶一郎はとてつもない天邪鬼です。」

「まあ当たりもしない人間鑑定は置いておくとして、この『吉原御免状』が隆慶一郎の処女作ですが、 この人も言ってることが全く変わらないなあと感心しました。 よく処女作にはその作家の全ての要素が込められていると言いますが、そういうレベルじゃなく、 ほんとにこの人の長編は同じことしか書いてないのですね。いやいい意味で。
どの作品を読んでも漂白の民、道々の輩といった流浪人が大活躍していて、 どの作品を読んでも柳生は新陰流をばんばん振るっていて、どの作品を読んでも徳川秀忠と柳生宗矩は腹黒い。
隆慶一郎史観では江戸初期の史実というものは既にこういう形で決定されていて、 あとはその史実を様々な角度から彫刻のように削り上げて小説としてアウトプットしている。 こういういきなり完成形から入った作家というものに初めて触れた気がします。」

「伝奇小説の面白さのひとつは特定のキャラクターを様々な作家が様々な角度から描くという点で、 それは言ってみれば一流作家たちが自然にクロスオーヴァーをやってくれるという豪華絢爛な旨みなんですが、 その中でも隆慶一郎の立ち位置というのは一種独特だと思います。この人は単独でどれだけ後水之尾帝や秀忠のカルマを上げたんだ、という。 池波正太郎が新撰組のカルマを上げたのと同様に、隆慶一郎作品を一度読めば後水之尾帝の名を忘れることはないでしょう。それくらい凄まじい。
あと世良田二郎三郎。石川賢時空では双子(片方は忍者)になっていたりする家康ですが、 隆時空では当たり前のように影武者と入れ替わっています。恐るべし隆史観。」

「まあ、ようやく結論めいたものを書くなら「面白すぎる」ということになるわけですが。
時代小説というものをカビ臭い、説教じみた物語だと思い込んでいる人もいると思いますが、 なかなかどうして、そこいらの漫画やアニメの数倍頭がおかしい作品も結構ありますよ。 特に隆作品のキャラ燃えっぷりはかの原哲夫版『花の慶次』に優るとも劣りません。 電車の中のサラリーマンがこんな変態小説を読んでいたのかと思うと世の中捨てたものではないというか、 新潮文庫で時代小説だとまともに見えるのだから、世間なんてちょろいですね。」

「というわけで、「世間の目が気になる奴は古典を読め」ということで。 大丈夫、時が全てを解決してくれます。 さればこそ水島新司に紫綬褒章が授与されもするのです。 そのうち永井豪や平田弘史も勲章を貰う日が来ますよ。」

*1: 正確には史実上の人物ですけど、まあほとんどオリキャラと言っていいでしょう。それはもう魔界転生の天草四郎くらいオリキャラ。もちろん石川賢版の。

2005-05-26

◆[石川賢] 石川賢ドラフト

「ドラフト会議形式でキャラクターを奪い合う遊び。奪った後は特に何もしません。
『ネギま!』のキャラはわからないがとにかく凄い遊びなので注目。この勝敗の曖昧さがいいですね。 プレイヤーによって「このキャラを取ったから俺は勝ち組」「他は豪華だがこいつを取れなかったから俺は負け組」という思い入れが必ずあるはずで、 そういう情念こそが人を人たらしめる要素であるのです。 そう荒木飛呂彦も言っている(*1)。」

「現時点で割と完成された遊びですが、ルール上付け加えるとしたら「役」の要素を提案したい。 システム化された役ではなく、ドラフト完了時点で各プレイヤーがオリジナルの役をでっちあげて主張するのです。 ここから仕組みの名を「オリジナルコンボマスター」と呼びましょう。以下具体例。」

  • 思いつく限りのドラフトを並べてみる。
    • 石川賢ドラフト
      • オリジナルコンボ「ガンガンガンガン」(流竜馬、神隼人、巴武蔵)
      • オリジナルコンボ「攻撃しつづければいつかはくたばる」(岩鬼将造、流竜馬、柳生十兵衛)
      • オリジナルコンボ「ギャラクシアンエクスプロージョン」(ゲッターエンペラー、真・ゲッタードラゴン、ラ=グース、岩鬼将造)
    • テニプリドラフト
      • オリジナルコンボ「めがね奉行」(手塚、乾、忍足、レーザー紳士、レーザー詐欺師、キテレツ)
        • レーザー詐欺師はレーザー紳士に化けてダブルスをやります。伊達メガネです。
      • オリジナルコンボ「八方ふさがり」(菊丸、ブチャラティ)
        • 敢えて菊丸を前後左右に分身させた上で、敢えてブチャラティを空中に飛ばせて上方向もガード。
    • 山口貴由ドラフト
      • 全員が初手で虎眼先生か散さまを狙いに行くので全くゲームが進まない。
        • 結局裏で藤木や由井正雪、覚悟をゲットしてオリジナルコンボ「ブシドーブレード」を決めたすくたれ者が勝利。
      • オリジナルコンボ「臓物」(覚悟、「拙者の臓物を出した」ボルト、「天国で割腹」三千の英霊、「それがしがお見せ仕る」鳥居成次)
    • 肉ドラフト
      • 初手はアシュラマンかザ・ニンジャがセオリー。アシュラマンは悪魔六騎士にもはぐれ悪魔コンビにもソルジャーチームにもデーモン・シードにも分岐できるし、ニンジャも六騎士、ソルジャーチーム、鬼哭ハンゾウとのコンビと分岐できてお買い得。
      • 要するに全員がソルジャーチームを揃えに行く。
      • 「だが俺は敢えてブロッケン Jr を選ぶぜ! だってモスト・デンジャラスコンビに分岐できるし!」
      • 「君がテリーマンを取りたいのは非常によくわかるが、キン肉マンもジェロニモも取られた今、そのテリーで何をしようというのかね?」
      • 「なんの! こうなったら身体欠損超人を集めてオリジナルコンボ「手負いの方が強いんだ」で逆転してみせる!」
        • そういや VS アシュラマン戦のテリーはまともなのが片足だけですね。どっちが義足だっけ。ググってみても両方出てくるので不明。
      • 結局裏でロビン、ケビン、ウォーズをゲットしてオリジナルコンボ「ロビン王朝(ダイナスティ)」を決めたミーハーが勝利。
      • オリジナルコンボ「玩具修理者」(チエノワマン、キューブマン、プリクラン、レゴックス)

「羅列してみた感じだと、ドラフトとして一番盛り上がるのは石川賢とキン肉マンですね。 特に肉は『キン肉マン ジェネレーションズ』登場キャラ限定でやって、 そのあと団体戦で決着を付けるという世にも奇怪な遊び方ができるところが強い。
石川賢ドラフトは恐らくオリジナルコンボの言ったもん勝ち度が信じられないくらい広くて深い。 石川作品はそのほとんどが機関銃と木造機動兵器、グルグル目で連携するからです。 なかなか高度に非生産的でいい遊びではありませんか。是非やりたい。」

*1: 言ってない。ポール・グラハム論法です。

2005-05-28

◆ジャンプ雑感 2005-05-28

  • 最近のジャンプについて。
    • 個人的な漫画の評価基準のうち、根幹を為すものは 2 点。「その作品でしか読めない何かがあるかどうか」「先の展開がどれだけ予測不能か」。この 2 つを両方満たしている作品はほとんど単行本を買います。(例外もあるけど)
      • 予測不能というのは「予測が外れやすい」といったレベルではありません。ミステリ読者ならよく分かると思いますが、読む側というのは筋道立てて先を読むのではなく、様々な要素から想像できる複数の未来をぼんやりと思い浮かべ、ストーリーがそのどれかに似ていれば「ああ読みが当たった」と感じるものです。ここでの予測不能とはそういう茫漠とした予想レンジを遥かに超えた、ある名台詞を真似るなら「必ずその少し斜め上を行く」展開のことです。
      • 今のジャンプで両方の条件に当てはまる(と思う)作品は 4 つ。『HUNTER×HUNTER』、『ピューと吹く!ジャガー』、『テニスの王子様』、そして『魔人探偵脳噛ネウロ』。
        • ジョジョ好きが例外なく『ネウロ』に注目していることは既に常識ですが、それは主に異様な構図を多用する作画、名状しがたい冒涜的な魔人造形などのデザイン面によるところが大きかった。しかし最近の『ネウロ』は別の意味で荒木飛呂彦的と言える独自の魅力を発揮しつつあると思う。
          • ドーピングコンソメスープの話ではないです。コンソメはあれはあれで好きですけど。
          • 一番感心したのはアヤ・エイジアの能力のエピソード。依頼人として登場した彼女は全世界で 3 億枚アルバムを売り上げた地上最強の歌姫という設定。まあ荒唐無稽ですね。しかし彼女は言う。「人間の中にはある特定の構造の脳を持つ人がいる。私の歌はその人たちの脳をダイレクトに揺らすことができる。世界にはそういう脳の人たちが 3 億人いる。それだけよ」
          • 実に興味深い。荒唐無稽な設定を異形の説得力でそれらしく見せる力。何より、脇役に独特な人生哲学を注入することでキャラを立てる手法。どこかで見たことがありませんか皆さん。突然本筋に無関係に見えるキャラの過去話が始まるが、それはそれで面白くて注目してしまう。しかもそれはそのキャラの特殊能力と生きる目的に繋がっており、回想から戻ると急にそのキャラが輝いて見える。これこそ荒木飛呂彦が得意とし第五部で多用された手法、名づけて「ギャングスターに憧れるようになったのだ!」メソッド。或いは「吐き気をもよおす邪悪とはッ!」メソッド。
            • これを 2 〜 3 ページでやるのが「筋肉は信用できない」メソッド(from ジョンガリ・A)。アヤ・エイジアのエピソードはこっちですね。
            • このエピソードの中に出てくる魔界アイテムが拷問楽器「妖謡・魔」。マゾのサイコ野郎をお仕置きする道具がヨーヨーマッ。ジョジョとの相関を考えてしまうのはうがちすぎだろうか。
            • 当サイトとしては、荒木飛呂彦と似た技を使う新人漫画家? そんなもの、応援しねえわけにはいかねえだろう…! というわけで、単行本は買う予定。でも正直 3 巻くらいで打ち切られる予感はします。ジャンプのメイン読者に醜いものの美しさが受けるとも思えないし。
              • 全然関係ないんですが、最近注目の概念が「中二病」と「ツンデレ」。どちらもいろんな作品を視点を変えて再発見するという不毛さがたまらないですね。そんなこと言い出したら『地獄変』の良秀だって中二病じゃねえか、という。
        • なお、『DEATH NOTE』は第 2 部がどう転がるか分からないので様子見中。第 1 部のコミックスは買いました。
    • 新連載のツンデレの方。
      • 綿密なマーケティングリサーチですな。でもマガジンより数年遅い。
        • 金髪ツインテールキャラのデータベースは今のところない模様。登場年月、作品ジャンル、髪の色、性格で検索できる DB が欲しいですね。誰か作ってくれたら色々検索して 1 時間くらいゲラゲラ笑います。
          • 一番参考になったのは fuzzy2.com - ツインテールとは
          • Someone Wiki にページを作ろうかと一瞬思いましたけど、そういう萌え萌えしいデータを置くとサイトに邪気が溜まるので中止。
            • 闘・食・性など本能に基づいた情報は邪気を呼ぶというのが当サイトの哲学です。

◆[読書] 『柳生非情剣』(隆慶一郎、講談社文庫)

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題:柳生非情剣講談社文庫: 本
続:講談社文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-06-185036-9
刊:講談社
年:1991/11
型:(cm): 15
頁: 202p
値:¥1
文:剣に生きる一族として将軍家指南役となった柳生。連也斎、友矩、宗冬、十兵衛、新次郎、五郎右衛門……尋常でない修業による技、将軍家と関ることによって起こる一族の相剋、死を見据えて生きる剣士の爽やかさを独自の視点から描いた列伝。圧倒的迫力で胸を打つ、男のための鮮やかな時代小説。

こないだも書きましたが、隆先生は柳生一族が好きすぎて一歩も歩けないタイプの作家なので、 そういう人が柳生の各剣士をテーマにした連作短篇集なんか書いたらとても面白いことになります。 ネットに落ちてる『 ONE PIECE 』とか『 School Rumble 』とかの SS の一番キッツい奴と同じくらいラヴに溢れた作品集が出来上がるわけですね。 それがこの本です。
しかも隆先生はマイナーキャラが殊のほかお気に召すようです。 『エヴァ』の同人誌で真っ先に伊吹マヤを取り上げるタイプですね。それもこの本です。
なんか故人に対して恐ろしく失礼なことを書いている気がしますが、それはさておき各作品のあらすじ。」

慶安御前試合〈柳生連也斎〉
兵庫介(如雲斎)の息子の連也斎が十兵衛の弟の柳生宗冬や柳生義仙と戦う話。連也斎は天才剣士なので超強い。
柳枝の剣〈柳生友矩〉
十兵衛の弟の左門友矩(家光と相思相愛)が柳生十兵衛と戦う話。友矩は色小姓と呼ばれたりで史実上は評判悪いが、隆先生の脳内では十兵衛に匹敵する天才剣士なので激強い。あと家光とウザいくらいラブラブ。
ぼうふらの剣〈柳生宗冬〉
十兵衛の弟の宗冬が宗矩や十兵衛と戦う話。宗冬は才能がないという理由で史実上は評判悪いが、隆先生の脳内では柳生の剣の極意を得た大剣士なので鬼強い。
柳生の鬼〈柳生十兵衛〉
柳生十兵衛が修行する話。十兵衛は隆先生の脳内ではすぐキレる上に人を斬り過ぎて白昼から亡霊を見たりするような邪悪生物だが、この話では一心に修行を重ねて剣の極意を会得するので名実共に柳生最強。
跛行の剣〈柳生新次郎〉
石舟斎の息子で兵庫介(如雲斎)の父親の新次郎が石舟斎と陰惨な戦いを繰り広げる話。新次郎は若い頃に腰に怪我を負い、終生杖を手放せなかったという理由で史実上は問題外扱いだが、隆先生の脳内では不屈の精神を持った剣士にあっては自己(おのれ)に与えられた過酷な運命(さだめ)こそかえってその若い闘魂 (たましい)を揺さぶるので、ついには独自の剣術を工夫してギガノ強くなる。
逆風の太刀〈柳生五郎右衛門〉
石舟斎の息子の五郎右衛門が戦死する話。五郎右衛門は若くして戦死したので史実上は評判悪いが、隆先生の脳内では関ヶ原の合戦で小早川秀秋の近くにいたりと『影武者徳川家康』の序盤の一番盛り上がるシーンに間接的に関わっているので恐ろしくいい男に美化されていて、それがまた死に際に死狂うのでもう絶天狼強い。

「まあ見てのとおりマーヴル・スーパーヒーローズと闘っても勝てそうな超人揃いです。 山風先生描くところの徳川一族とそっくりですね。 山風先生はスーパー系で隆先生はリアル系という違いはありますけど。 いったい柳生一族をどうするつもりなんですか隆先生。」

「個人的には、ちょうど同時期に遊んでいたロマンシングサガの技名に月影の太刀、逆風の太刀、小転(こまろばし)といった柳生フレーズが出てくるのが楽しかったです。 おりしもヤングマガジンで『Y十M』も開始するし、今年は全てが Y になる年に違いありません。」

2005-05-29

◆この夏の注目ゲーム

「 2005-06-09 発売予定。
『メタルマックス』の続編。懐かしい。昔は戦車にスタンドの名前を付けて遊んでました。 バギーが「 H グリーン」で中盤くらいの戦車が「チャリオッツ」。 最強一つ前が「クレイジーD」で最強は「スタープラチナ」。」

「 2005-07 発売予定。
あの板垣版『餓狼伝』のゲーム化ということで否が応でも『グラップラー刃牙』ゲーム版が想起されてしまいますが、 このスクリーンショットでかなり好感度アップ。  魂のこもったキャラは醜く崩れていなきゃいかんのですよ!」

「 2005-07-07 発売予定。
あの悪代官をプロデュースしたグローバル・A・エンタテインメントの新作。 今度は江戸の街を構築するシミュレーションゲームだそうです。 そして徳川 15 将軍が全員あの顔。センスが『悪代官』と変わってない!」

「そういえば友人に「この会社ならブシドー MMO を作れるんじゃないか」と言われました。 まあ前田慶次郎も徳川吉宗も著作権はありませんからね。 ネックになるのは虎眼先生だけでしょう。手が空いたら是非検討していただきたい。」

「これもグローバル・A・エンタテインメント。 宇宙人の捜査員が宇宙マフィアを逮捕するアクションゲームですが、 逮捕するためにそこらへんの地球人をアブダクって操作して おじいちゃんにパワーウェーブを出させたり 女子高生にサマーソルトキックを出させたりするという発想がさすが。 それ筒井康隆の『トラブル』じゃねえか。。
今年 1 月発売なのにまだ出ていないのが少し不安です。」

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