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インターネット殺人事件
「いろんなことがありましたけど、まあそれなりに元気です。
メインマシン( Vine Linux )が root でしか立ち上がらなくなったりカーテンレールが落ちたり体重が減ったりしましたけど、大した事ではないので割愛します。
昔テキストサイトの偉い人が「テキストサイトは肉体的・社会的に健康でないと続けるのは難しい」というようなことを言っていましたが、
あ、別に精神は健康じゃなくていいんだ、と気づいたのもつい最近のことで、
まあこの格言自体いまでっち上げたものなので当然なんですけど、
とりあえず精神的にも健康といえば健康です。」
「休止中にも漫画や小説やゲームにはそれなりに触れてます。 そりゃまあ自分が自分であることを止められるわけがありませんからね。 そのあたりの感想は後ほど掬い上げていくとして、特に印象深いものについてダイジェストで。」
「はてなダイアリー - 石川賢とはをウォッチしていて見かけた名言にこんなものがあります。」
石川賢は宮本武蔵をファックすること火の如しですな。
「この伝で行けば、隆慶一郎は柳生一族をファックすること鉄の如しと言えましょう。
そのくらい隆慶一郎作品の柳生一族は面白い。
いや、この『吉原御免状』のメインテーマはそういうところにはないんですが、そこがまず一番面白かったもので。
この作品を読んだ時点で柳生の面々に対して思ったこと。」
「特に十兵衛は殺られ方がひどかった。唐剣でぶりゅりと首筋を刎ねられて死亡。
『花の慶次』で飛び加藤が雑魚を殺るシーンとそっくりで思わず二・三度読み返してしまいましたよ。
このあといくつかの隆作品を読みましたけど、やっぱり一律に十兵衛の扱いは悪いと思います。
他の作家のそれと比べるとほとんどイジメと言ってもいいくらい。
有名キャラに対してこういう仕打ちをする人というのは自分の中では一種類しかいなくて、
それは即ち「他の作家が散々かっこよく描いたキャラなんて使いたかねえ。
それよりマイナーキャラ! マイナーキャラでも俺の筆にかかればメジャーキャラ以上の輝きを!
それが証拠に俺の宗矩を見ろ! どうだこの宗冬は! 十兵衛よりカッコいいだろう? なあ?」
というタイプで、つまり当サイトの観察眼によると隆慶一郎はとてつもない天邪鬼です。」
「まあ当たりもしない人間鑑定は置いておくとして、この『吉原御免状』が隆慶一郎の処女作ですが、
この人も言ってることが全く変わらないなあと感心しました。
よく処女作にはその作家の全ての要素が込められていると言いますが、そういうレベルじゃなく、
ほんとにこの人の長編は同じことしか書いてないのですね。いやいい意味で。
どの作品を読んでも漂白の民、道々の輩といった流浪人が大活躍していて、
どの作品を読んでも柳生は新陰流をばんばん振るっていて、どの作品を読んでも徳川秀忠と柳生宗矩は腹黒い。
隆慶一郎史観では江戸初期の史実というものは既にこういう形で決定されていて、
あとはその史実を様々な角度から彫刻のように削り上げて小説としてアウトプットしている。
こういういきなり完成形から入った作家というものに初めて触れた気がします。」
「伝奇小説の面白さのひとつは特定のキャラクターを様々な作家が様々な角度から描くという点で、
それは言ってみれば一流作家たちが自然にクロスオーヴァーをやってくれるという豪華絢爛な旨みなんですが、
その中でも隆慶一郎の立ち位置というのは一種独特だと思います。この人は単独でどれだけ後水之尾帝や秀忠のカルマを上げたんだ、という。
池波正太郎が新撰組のカルマを上げたのと同様に、隆慶一郎作品を一度読めば後水之尾帝の名を忘れることはないでしょう。それくらい凄まじい。
あと世良田二郎三郎。石川賢時空では双子(片方は忍者)になっていたりする家康ですが、
隆時空では当たり前のように影武者と入れ替わっています。恐るべし隆史観。」
「まあ、ようやく結論めいたものを書くなら「面白すぎる」ということになるわけですが。
時代小説というものをカビ臭い、説教じみた物語だと思い込んでいる人もいると思いますが、
なかなかどうして、そこいらの漫画やアニメの数倍頭がおかしい作品も結構ありますよ。
特に隆作品のキャラ燃えっぷりはかの原哲夫版『花の慶次』に優るとも劣りません。
電車の中のサラリーマンがこんな変態小説を読んでいたのかと思うと世の中捨てたものではないというか、
新潮文庫で時代小説だとまともに見えるのだから、世間なんてちょろいですね。」
「というわけで、「世間の目が気になる奴は古典を読め」ということで。 大丈夫、時が全てを解決してくれます。 さればこそ水島新司に紫綬褒章が授与されもするのです。 そのうち永井豪や平田弘史も勲章を貰う日が来ますよ。」
「ドラフト会議形式でキャラクターを奪い合う遊び。奪った後は特に何もしません。
『ネギま!』のキャラはわからないがとにかく凄い遊びなので注目。この勝敗の曖昧さがいいですね。
プレイヤーによって「このキャラを取ったから俺は勝ち組」「他は豪華だがこいつを取れなかったから俺は負け組」という思い入れが必ずあるはずで、
そういう情念こそが人を人たらしめる要素であるのです。
そう荒木飛呂彦も言っている(*1)。」
「現時点で割と完成された遊びですが、ルール上付け加えるとしたら「役」の要素を提案したい。 システム化された役ではなく、ドラフト完了時点で各プレイヤーがオリジナルの役をでっちあげて主張するのです。 ここから仕組みの名を「オリジナルコンボマスター」と呼びましょう。以下具体例。」
「羅列してみた感じだと、ドラフトとして一番盛り上がるのは石川賢とキン肉マンですね。
特に肉は『キン肉マン ジェネレーションズ』登場キャラ限定でやって、
そのあと団体戦で決着を付けるという世にも奇怪な遊び方ができるところが強い。
石川賢ドラフトは恐らくオリジナルコンボの言ったもん勝ち度が信じられないくらい広くて深い。
石川作品はそのほとんどが機関銃と木造機動兵器、グルグル目で連携するからです。
なかなか高度に非生産的でいい遊びではありませんか。是非やりたい。」
【 amazon 絵 24時間 】「こないだも書きましたが、隆先生は柳生一族が好きすぎて一歩も歩けないタイプの作家なので、
そういう人が柳生の各剣士をテーマにした連作短篇集なんか書いたらとても面白いことになります。
ネットに落ちてる『 ONE PIECE 』とか『 School Rumble 』とかの SS の一番キッツい奴と同じくらいラヴに溢れた作品集が出来上がるわけですね。
それがこの本です。
しかも隆先生はマイナーキャラが殊のほかお気に召すようです。
『エヴァ』の同人誌で真っ先に伊吹マヤを取り上げるタイプですね。それもこの本です。
なんか故人に対して恐ろしく失礼なことを書いている気がしますが、それはさておき各作品のあらすじ。」
「まあ見てのとおりマーヴル・スーパーヒーローズと闘っても勝てそうな超人揃いです。 山風先生描くところの徳川一族とそっくりですね。 山風先生はスーパー系で隆先生はリアル系という違いはありますけど。 いったい柳生一族をどうするつもりなんですか隆先生。」
「個人的には、ちょうど同時期に遊んでいたロマンシングサガの技名に月影の太刀、逆風の太刀、小転(こまろばし)といった柳生フレーズが出てくるのが楽しかったです。 おりしもヤングマガジンで『Y十M』も開始するし、今年は全てが Y になる年に違いありません。」
「 2005-06-09 発売予定。
『メタルマックス』の続編。懐かしい。昔は戦車にスタンドの名前を付けて遊んでました。
バギーが「 H グリーン」で中盤くらいの戦車が「チャリオッツ」。
最強一つ前が「クレイジーD」で最強は「スタープラチナ」。」
「 2005-07 発売予定。
あの板垣版『餓狼伝』のゲーム化ということで否が応でも『グラップラー刃牙』ゲーム版が想起されてしまいますが、
このスクリーンショットでかなり好感度アップ。
魂のこもったキャラは醜く崩れていなきゃいかんのですよ!」
「 2005-07-07 発売予定。
あの悪代官をプロデュースしたグローバル・A・エンタテインメントの新作。
今度は江戸の街を構築するシミュレーションゲームだそうです。
そして徳川 15 将軍が全員あの顔。センスが『悪代官』と変わってない!」
「そういえば友人に「この会社ならブシドー MMO を作れるんじゃないか」と言われました。 まあ前田慶次郎も徳川吉宗も著作権はありませんからね。 ネックになるのは虎眼先生だけでしょう。手が空いたら是非検討していただきたい。」
「これもグローバル・A・エンタテインメント。
宇宙人の捜査員が宇宙マフィアを逮捕するアクションゲームですが、
逮捕するためにそこらへんの地球人をアブダクって操作して
おじいちゃんにパワーウェーブを出させたり
女子高生にサマーソルトキックを出させたりするという発想がさすが。
それ筒井康隆の『トラブル』じゃねえか。。
今年 1 月発売なのにまだ出ていないのが少し不安です。」
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