過去一覧
2002 2002-01 2002-02 2002-03 2002-04 2002-05 2002-06 2002-07 2002-08 2002-09 2002-10 2002-11 2002-12
2003 2003-01 2003-02 2003-03 2003-04 2003-05 2003-06 2003-07 2003-08 2003-09 2003-10 2003-11 2003-12
2004 2004-01 2004-02 2004-03 2004-04 2004-05 2004-06 2004-07 2004-08 2004-09 2004-10 2004-11 2004-12
2005 2005-01 2005-02 2005-03 2005-04 2005-05 2005-06 2005-07 2005-08 2005-09 2005-10 2005-11 2005-12
2006 2006-01 2006-02 2006-03 2006-04 2006-05 2006-06 2006-07 2006-08 2006-09 2006-10 2006-11 2006-12

トピック一覧 / [読書] / [バキ] / [Arakey] / [石川賢] / [キャラにLOVE] / [TopText] /

インターネット殺人事件

日記

2005-12

2005-12-04

◆『征地球論』アンケート

Someone Wiki - コミック/藤子不二雄で『征地球論』に関する簡単なアンケートをやっているので、 ヒマな方はご参加ください。質問事項は以下 2 つ。」

  • あなたは藤子不二雄『征地球論』を読んだことがありますか? (YES / NO)
  • あなたは宝くじを買いますか? (YES / NO)

「『征地球論』を読んだ方なら何が言いたいのか理解していただけると思いますが、 その話はまたいずれ。 12/09 まで受け付けます。」

◆[山口貴由]メールより

「 sakuradog さん?より。」

いつも楽しく拝見させていただいております故。

突然なのですが、私はニンテンドーDS用ソフト「おいでよ どうぶつの森」をプレイ中の二十歳の侍です。 この度「ホシながれ村」、なんていうファンシーな名前の村を作ったのですが、 たまたまネットで知り合った方を村に招待したところ、「シグルイ好きですか?」とのお言葉をいただきました。
なんといいましょうか、まさかどうぶつの森やってて、シグルイシグルイ言われるとは思ってもみませんでした。たしかに、うちの村には「濃尾無双」と書かれた旗とか立っているのですけど。

その方は女性なんですが(コミックスの1巻だけ持っていらっしゃるそうです)、 シグルイがみんなのシグルイになる日はそう遠くないような気がしてきました。 お話した内容は「三重といく どちらがお好みなんですか?」、なんていう「あなた本当にシグルイ読んだことあるんですか・・・?」、的なものでしたが、 とりあえず「虎眼先生が好きです(ハート)」と返しておきました。 いや、1巻しか読んだことないのでは仕方ないのかもしれませぬ。 それとも様子見のジャブだったのでしょうか。案外あなどれない相手かもしれません。

つまらないことを連絡いたしました。お時間をとらせてもうしわけございません。 しかし、私は今幸せでいっぱいです。

PS:ちなみに、村のテーマソングは、桜玉吉さんの「ウッドボールの歌」です。

  • いろんな意味で喧嘩を売られているような気がするのは妄想でしょうか。喧嘩の対象はエヌ To エヌです。
    • 「ホシながれ村」を名乗っておきながら「まさかどうぶつの森やってて、シグルイシグルイ言われるとは思ってもみませんでした」というボケには突っ込んでおくべきなんでしょうか。「とぼけまいぞ」で OK ですか。
      • シグルイ用語が日常茶飯事と化して久しい今日この頃なので、逆にここぞとばかりシグルイ用語を使う人には違和感を覚えるようになってしまいました。「とぼけまいぞ」は決め台詞じゃないんですよ。挨拶なんです。だから相手が喋ってる最中に割り込むように言うのが礼儀です。「まさかどうぶつの森やってて、シグ」「とぼけまいぞ」(かじきで一撃しながら)くらいのタイミングが望ましい。
        • 虎眼先生の速度と距離感なら「まさかど」の時点で口に脇差をねじこんでいるところです。会話の四次元ボクシング。「空気を読まない男」というより「空気を略奪する男」。
    • 「三重といく どちらがお好みなんですか?」という質問を発するのは相当の初心者か、逆にかなりのシグルイ狂です。
      • 漢字で書くと死狂狂。
      • その女性を仮にエヌ女史と呼びますが、私見ではエヌ女史が sakuradog 氏にある種の喧嘩を売っていると思われます。
        • (1)「三重です」
        • (2)「いくです」
        • (3)「どちらも好きです」
        • (4)「どちらも嫌いです」
        • (5)それ以外
          • この場合求められる回答は (5) じゃないでしょうか。つまりボケを振られていると解釈すべきです。「虎眼先生が好きです」は 70 点ですね。構えで言うと前羽の構え。距離を測る上では最適解でしょう。
    • シグルイと「どうぶつの森」と言えば嶽花さんとこで使用っていたネタですね。これは sakuradog 氏から当サイトに対して暗に『おいでよ どうぶつの森』を始めろという圧力がかけられたと解釈した方がいいのでしょうか。
    • 新手の電車男詐欺を考えてしまったのでイン殺 To 概念の喧嘩がいま始まった。あの女、エルメスどころかワルメスだぜ!
      • 「まさかそんなニッチなところに」と思うでしょう。でもそれが詐欺の基本です。人が人である限り、ありえない考えなどありえないのです。

2005-12-10

「いろいろと楽しいメールを受け取ったりもしているのですが、 話すと少々長くなるのでいずれ。『ベルカ』の感想も書かなきゃなあ。 とりあえず公開しておきます。 belca.pngbelca.txt。」

◆『征地球論』アンケート結果

2005-12-04 で書いたアレをまとめましたよ。参加してくださった方々に感謝を。 Someone Wiki : コミック/藤子不二雄/征地球論。」

◆仕事ごとごと

「一人の人物に傾倒するあまり、その人の劣化コピーになっている。」
これを五七五七七で。誰か。

Hatena::agenda 2005-12-09

なりたいな ああなれるかな なりたいな なりたいけれど すこしたりない

2005-12-13

◆[読書]『ベルカ、吠えないのか?』(古川日出男、文藝春秋)

amazon 【 amazon 24時間
題:ベルカ、吠えないのか?: 本
著:古川 日出男
符:ISBN4-16-323910-3
刊:文藝春秋
年:2005/04/22
型:(cm): 19 x 13
頁: 344p
値:¥1,100
文:二十世紀をまるごと描いた、古川日出男による超・世界クロニクル。四頭のイヌから始まる、「戦争の世紀」。

  • イヌを中心に近代史を織りなおした斬新な歴史小説
  • と思わせて、実のところ三人称のふりをした一人称小説
  • 20 世紀の軍用犬は数頭のイヌを中心とした系統樹でほとんど語れるんだぜ、という大法螺小説
  • おれは知ってるぜ、政治の秘密もイヌの秘密も知ってるぜ、という妄想小説

「まず文体が凄い。美しいし格好いいんだけど明らかに TPO をわきまえていないところが凄い。
歴史を叙述するには文体が砕けすぎているというか、 全ての章で「イヌよ、イヌよ、お前たちはどこにいる?」と語りかけてみたり、 途中で語りをイヌに任せてみたり、 各国の指導者のぼやきを勝手に翻訳したりとやりたい放題。 フルシチョフが「なに暴走してんだよ毛(マオ)、もう、馬鹿。」と呟いてるのを見たときはどうしようかと思いました。 フルシチョフと毛沢東ってそんな可愛い間柄じゃないだろ。
客観を意図的に放棄しているというか、 吟遊詩人が物語を語っている間に興が乗りすぎて舞台に殴りこんでしまったというか。」

「次にテーマ。イヌの系統樹が地球を覆うという構想は面白い。 思わず『ベルカ、吠えないのか?』イヌ系図なんてものを作ってしまうくらいに面白い。 (元データは belca.txt 。 章ごとの視点移動が地球儀上で行われてる感覚なのですね。 『Kill Bill』のアメリカ To 沖縄の飛行機、 または『ロマンシング・サガ ミンストレルソング』の広域移動画面。 矢印がグォーンていうやつ。あれ好きなんです。
この独特のドライヴ感をはてなマップ - タグ『ベルカ』で表現しようと思い立っては見たものの、 まだ最初のキスカ島しかブックマークしてません。そのうちなんとか。」

「最後にキャラクター。これも際立ってます。
ロシアマフィアを惨殺する謎の男「大主教」。
彼に誘拐された日本人ヤクザの娘。
そしてイヌ。シェパードから半狼まで、語り手と共に世界を駆け回る個性豊かな多くのイヌ。
この小説のキャラクターの扱いって非常に独特だと思うわけですよ。 なぜかというと、『ベルカ』はたぶんキャラを描くことを主眼に置いていないから。
たいていの小説ではキャラが手段であり目的です。誰が何をしてどう思ったかが主であると。 しかし『ベルカ』は恐らく違う。人もイヌも丁寧に扱われてはいるけど、せいぜい目的の一つでしかない。 では何がメインかというと、時間と空間としか言い様がないんですよね。 時間・空間軸の上に無数のイヌと人をバラまいてみせることで、 その間を埋める地球という地理、 20 世紀という時代を読者に見せるための小説、そいつが『ベルカ』。」

「しかしまあ、手段とはいえ、自分好みのイヌと人をチェスの駒のように地球に置いていく作業はさぞかし楽しかったことだろうと思います。 出鱈目が出鱈目を呼んで地球の裏側で繋がったときなんて、嬉しくて快哉を叫んじゃったんじゃないでしょうか。 自分は怪犬仮面がお気に入りなんですが、あいつだけ明らかに描写がハイでステキです。 あそこ超ノリノリで描いてますよ絶対。 ルチャドール兼麻薬組織のボスで必殺技はセント・バーナード蹴りって普通の神経じゃ思いつかないもの。」

「つまり『ベルカ』は文体、テーマ、キャラクターが一通り楽しめる上、 各種のデータを Graphviz やはてなマップに展開して遊べたという 恐ろしくコストパフォーマンスの高い小説だったわけです。 古川日出男作品は初めて読みましたが、こりゃ評判になるのも無理ないやと納得しました。 こういうテンションで小説書いてみたいなあ。」

2005-12-16

◆[読書]『捨て童子・松平忠輝』(隆慶一郎、講談社文庫)

amazon 【 amazon 24時間
題:捨て童子・松平忠輝〈上〉講談社文庫: 本
続:講談社文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-06-185285-X
刊:講談社
型:(cm): 15 x 11
頁: 345p
値:¥1
文:捨て童子とは、この世ならぬ途方もないエネルギーを持ち、人を戦慄せしめる人物。徳川家康の第六子でありながら、容貌怪異なため、生まれ落ちてすぐ家康に「捨てよ」といわれた“鬼っ子”松平忠輝の異形の生涯を描く、伝奇ロマン傑作。新鮮な発想や史観、壮大なスケールで完結をみた、著者最後の長編。

amazon 【 amazon 24時間
題:捨て童子・松平忠輝〈中〉講談社文庫: 本
続:講談社文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-06-185286-8
刊:講談社
型:(cm): 15 x 11
頁: 357p
値:¥1
文:凛々しく成長した忠輝は、越後福嶋藩の大名となる。福嶋藩のキリシタン化を企てる大久保長安には、忠輝を将軍とする新体制をつくりあげる野望があった。忠輝を狙う、兄の将軍秀忠と柳生宗矩。途方もないエネルギーを持つがゆえに、権力者たちの暗闘に巻きこまれていく忠輝の波瀾の生涯を描く伝奇ロマン。

amazon 【 amazon 24時間
題:捨て童子・松平忠輝〈下〉講談社文庫: 本
続:講談社文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-06-185321-X
刊:講談社
型:(cm): 15 x 11
頁: 331p
値:¥1
文:家康の第6子・松平忠輝の波瀾の生涯。 大坂夏の陣、忠輝のもとに出陣命令が下る。大坂城中のキリシタン牢人に、キリシタンに理解が深い忠輝の軍勢をぶつけようという、兄秀忠の底意地の悪い計画。そして、父家康と兄秀忠の暗闘、宿敵柳生一族との確執。途方もないエネルギーを持つがゆえ、波瀾の生涯を送る忠輝を描く長編伝奇ロマン全3巻完結。

「鬼っ子と呼ばれた徳川家康の息子、松平忠輝の生涯を描いた長篇。 例によって大変面白うございましたが、たったひとつだけ言いたくて仕方ないことがあるので隠しにて。」

(以下の文章はネタバレを含みます)

「既に指摘されてると思いますが、この作品は忠輝を主人公にしつつ、 本当のテーマは徳川家の確執にあります。
というか『影武者徳川家康』の if バージョン、セルフカバーですね。 常識的には家康影武者説の方が if だろ、というツッコミはさておき。
中巻あたりから「隆先生、表家康のハイスペックっぷりが描きたくなっちゃったんだろうなあ」と思いながら読んでました。 「どうれ、ちょっくら私の表家康を見せてくれようか」と言いつつ凡百の家康像を蹴散らす隆先生のオーラが目に浮かぶようです。 全くの想像ですけど、隆先生はそういう大人気ないことを本気でやるタイプだったんじゃないかと思います。
世間的には「このような人間味に溢れた壮大な小説を書く人はさぞかし素晴らしい人格者なのだろう」 という類の隆慶一郎像が流布しているようですが、 このサイトの感覚だと隆先生の人格イメージに最も近いキャラクターは海原雄山です。 もしかすると人と話すときは後期雄山だったかもしれません。 でも小説を書いてるときは確実に初期雄山です。」

「閑話休題。
あと忘れてはいけないのは秀忠。見たところこの小説は忠輝 : 家康 : 秀忠 = 3 : 2 : 2 くらいの割合で活躍します。 (残り 3 も本当にいろいろいるんですがひとまず割愛)
途中からは忠輝のパーフェクトガンダムっぷりよりも、 これほど徹底的に悪として描かれてしまう秀忠は一体何なのかということに気を取られてしまいました。 8 歳の忠輝と初めて会ったときに(こいつは優秀だから将来邪魔になる。五年以内に殺そう)とか考えてたあたりは大笑いしましたが、 その後の腹黒さはさすがに呆れてしまった。 凡庸で、無能で、何のビジョンもなく、空気を読めず、それでいて権力欲は恐ろしく強く、 傷つくことには異常なほど敏感で、一度受けた恨みは決して忘れない。 こんな気分の悪いキャラは『ストーン・オーシャン』のマックイィーン以来です。 悪より悪い最悪と呼ばれるものだ。他人を巻き込んで不幸にする真の邪悪だ。
作中では淀君もとんでもない敵役として扱われてましたが、秀忠と比べると単なる愚か者だからなあ。 悪じゃないんですよ。救いようのない馬鹿者というだけで。」

「まとめ。そうねえ。『徳川は怖い』ということしかないんじゃないのくらいの感想で〆ておきたいところですが、 序盤に暴れまわっていた柳生がその後あまり登場しなかったのはちょっと寂しかったですね。 一時はヤング宗矩が部下を殴り倒しながら「鬼っ子を殺さぬうちに死ねると思うな!」と大激怒ですよ。 続編が描かれていたらさぞかし尾張柳生とか荒木又右衛門とかが絡んできたのだろうと思うと、 返す返すも隆先生の急逝が惜しまれます。
そう考えるとやっぱり『影武者徳川家康』はやりたい放題だったのだなあ。」

◆功を愛して人を愛さず、という思想

「『罪を憎んで人を憎まず』、という世間智があります。
もちろんこれは真善美に端を発することわざでは全くなく、 むしろ逆に「あいつが憎い、でも都合により憎めない、でも憎い」 といった心理的葛藤を逸らすための技術(ワザ)であり、 対立の激化を未然に押さえ込むためのひどく有効なテクニックです。」

「では逆に、『功を愛して人を愛さず』と言ってみたらどうなるでしょうか。
実は、これまた大変便利な世間智が現れます。 具体的には、次のような葛藤にお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか。」

  • この作家は大嫌いだがこの作品だけは面白い。
  • このサイトの作者は人間的に大嫌いだがこの記事は面白い。
  • この会社は evil なので根本的に信頼していないしあわよくば潰れてしまえとさえ思っているが、このソフトはよく出来ている。

「こうした状況を解決する魔法の言葉が『功を愛して人を愛さず』であります。
ある功績と、それを生んだ者の人格は、実のところ全く関係ありません。正論ですね。 しかし「○○が嫌い」というのは感情であるので、そこに誤謬が生まれることが多いのです。
恥を知る人々はこう考えます。」

「○○が嫌いだと言いながら○○の成果の利益を享受しているのでは、いつか世間から恥知らずと罵られるのではないか」

「この恐怖は一昔前までは有効に機能していましたが、 今となってはそんなことを気にしていたんじゃインターネットは歩けない。 功は功でありあくまで功です。 その作者の別な罪とは分けて考えるべきなのです。だって別な罪なんだから。 それはそれ。これはこれ。島本和彦もそう言っている。」

「節操がない? いやいや、そう考えた方が互いに都合がいい場合もあるんですよ。 功によって人格まで優れているかのように扱われるのは、実のところ功の持ち主にとっても危険です。 一流の人格を備えた人間の例として一流のスポーツ選手を挙げるのは、全く以って安全でも適切でもありません。 彼らは成功したから賞賛されているのであって、人格は別に評価すべきなのです。 もし勝っていなければ、野茂はウスノロ、羽生は根暗、そしてイチローはいけすかないマイペース野郎と言われていたかもしれない。 福本伸行もそう言っている。」

「そんなわけで、我々はもっと脳軟化人生を歩むべきなのです。 行き止まりに突き当たったときに。自分の中のスーパーエゴを騙くらかして先に進みたいときに。 『功を愛して人を愛さず』。どうぞご利用ください。」

2005-12-19

◆インターネット夢日記

「夢の話で申し訳ない。久し振りに凄いのを見たので記録しておきます。
ある島に「悪い医者のせいで女の子が死んでしまい、 それを知った松方弘樹が激怒して医者の両手の小指第一関節を切り取って医者の目の前で干物に載せて猫に食わせた」という都市伝説があって、 そんな馬鹿なハッハーと言いながらその島の古ぼけた待合室で何かの日誌をぱらぱらめくって読んでいたら、 その事件の日付のページだけ破り取られてるんですよ。
泡を食って通りがかった島民に問いただすと「その日のことは…」って目を逸らされました。
呆然としていると背後から女の子の声が…」

講評

「全体的にヤングサンデーの漫画版『SIREN』の影響が見られます。
松方弘樹が唐突過ぎて不可解ですが、 これは『最強伝説黒沢』の海釣りを楽しむ松方弘樹の再構築でしょう。 シーフードと関連付けられている点からそれが読み取れます。
それから「医者の背中に座り込んで小指をハサミで切り取る松方弘樹」のビジュアルイメージがなぜか和服ですが、 これは大島渚と混同されています。芸能界知識がいい加減すぎます。」
(ハンコ : もっと現実を見ましょう)

◆初歩から始める情報操作 演習 A

「映画版『ハサミ男』の豊川悦司は、魔神モードの虎眼先生と同じ目をしていたよ。」

2005-12-23

◆初歩から始める文書偽造 柳生篇

Someone Wiki - ブシドーMMO/柳生が好評のようで何よりです。 本当に皆さん「俺は差別と黒人が大嫌いなんだよ」とか言いながら生まれてきたような嘘つきばかりで嬉しくなってしまいます。 うちの Wiki は怪文書保存館じゃねえと思いつつ、楽しく読ませていただきました。 虚言症は刺青と同じで一度体につくと取り払うのに多大な犠牲を要するので、 早急に何とかしたほうがいいと思います。 まあ半分以上自分で書いてるんですけどね。ほんと死ねばいいのに。」

「そこでまあ、今日はブシドーMMO/柳生の成果を踏まえて 偽書を書くときに便利な単語を羅列してみようと思います。 これらを文書の中に散りばめることで、見てきたようなデマカセを恐るべき速度で書くことができます。 まともな人間に必要なスキルとは到底思えませんが、 人生何が役に立つか分かったものではないので覚えておくと吉でしょう。」

  • 既に常識ですが、そ
  • 周知の事実ですが
  • 知る人ぞ知る○○の秘事である
  • 末期の言葉は「○○」だったと伝えられる
  • 『○○』に以下の記述がある (○○はもちろん実在しない書物)
  • ○○な一事からも、○○を見て取れるだろう
  • ○○だと言われている
  • ○○なエピソードは余りにも有名である
  • ○○は歴史の闇の中である
  • 全ての○○研究者が等しく認めるところであろう
  • 周知のとおり
  • ○○は本稿のテーマではないため詳述を避けるが
  • 歴史上明白である
  • これが世に言う○○である
  • 多くの記録が示す事実である
  • ○○在住の○○研究家○○氏はその論文の中で○○を指摘している
  • ○○抜きにしては語れない
  • 余談ではあるが
  • かの有名な
  • 記憶に新しい
  • 用意に想像できるであろう
  • 憎しみの連鎖へと絡め取られている
  • あらかじめ書いておくが
  • あくまでもこれは便宜上
  • この点からも○○が垣間見えるだろう

「このあたりが定型語のテクニック。そのほか以下のような技術(ワザ)もあります。」

  • 架空の事件名を常識でしょと言わんばかりに説明抜きで使う。 Google 検索にヒットしないものが望ましい。 (Ex. ドイツ柳生裏返り事変、第四次柳生太平洋移民団遭難事件)
  • 架空の団体名を持ち出す。英語訳を併記するとなお良い。(Ex. カナダ連邦騎馬警察特別対外課(Special External Section)、通称「スペシャルX」)
  • 人名も当然でっち上げ。聞き覚えのある単語をむりやり合成すると発狂感が増してディモールト良い。 (Ex. オスカル柳生、ゲオルグ柳生、フリードリヒ柳生、 12 拳の一人・アルデバ(柳生金牛斎)、イヴン・抜刀太)

「このサイトが敬愛する筒井康隆、清水義範、深堀骨といった作家たちもこうしたテクニックを多用しています。 実例を知りたい方は深堀骨の以下の小説を読むとよいでしょう。 呆れるほど偽書作成のノウハウが満載されています。 まるで文書偽造の教科書です。」

◆無驚愕を忌む料理漫画がツンデレを飼いたがる今さらについて

「もちろん功を愛して人を愛さず、という思想は 山岡士郎の名言「あの冷酷無残な男が、このような芳醇な作品を作る… 芸術の魔性というやつだ」にインスパイヤされた文章であり、 従って世界五大ツンデレの二人、隆慶一郎と海原雄山のことを言っているのは自明の事実ですが、 それはそれとして最近は海原雄山のことばかり考えているので本当に死ねばいいのに。」

はてなブックマーク - アレがほしいようにおいては全てのブックマークにそれなりの長さのコメントをつけることを目標としている当サイトですが、 そんな中初めてコメントが付けられなかった恐るべき文書です。 「武蔵」って書いてあるから条件反射でブックマークしたわけじゃないよ。」


「この店は私のいきつけでして」
「人を呼んでおいて、こんなものを食わせるとは!!」
「お味はいかがですか?」
「女将を呼べッ!!」
「鴨の血のソースが伝統でして」
「ワサビ醤油で食べた方が美味い」
「牛肉はやはりスキヤキですよね」
「スキヤキこそ牛肉を最もまずく食べる方法であろう」
「ではシャブシャブを」
「訂正しよう。牛肉をまずく食べる方法はスキヤキだけではない。このシャブシャブもだ」
「お車をご用意しました」
「なんという混み方だ! 必要もない連中が車に乗るからだ!!馬鹿どもに車を与えるな!!」
「そんなことを言うからには冷やし中華はいろいろ食ったんだろうな」
「冷やし中華も正しく作れば立派な中華料理になるんですよ」
「ちょ…」

後の海原雄山である。

2005-12-26

◆漫画雑感

  • 今年最後の雑感。
    • S.B.R.。
      • どう見ても狂人です。本当にありがとうございました。
        • 今週の荒木狂人を分類してみた。
          • 行動がいきなりで大雑把。 - 素敵ヒゲの人
          • 高飛車でノーガキタレ。 - ホット・パンツ、ジャイロ
          • 優柔不断で敵という意識がない。 - ガウチョ?
          • 八方美人で調子がいい。 - ジョニィかな。
    • 銃夢。
      • 唖然とした。そんなにまでカエルラ・サングウィスが好きか。
        • 作者がどれだけカエルラを好きかというと、カエルラの過去篇を単行本数巻に渡る勢いで続けた上、カエルラの強さを引き立てるための噛ませボスを登場させ、彼との戦いでカエルラ専用必殺技を 3 つも考えた挙句、まだカエルラの強化が足りないからってうっかり噛ませボスをジャシュガン級の強敵にパワーアップさせてしまうほど好きです。
          • 必殺技がまた「禁断の上・中・下段同時攻撃! どんな硬気功の達人でも耐えられない!」(下段は銃撃)とか、空中に舞い上げた弾丸を砂鉄の鞭で叩いて両目・両耳・人中・頭のてっぺんの頭蓋点穴 6 箇所同時狙撃とか、明らかに人と戦う技術じゃないし。オーバーキルにも程がある。
        • あと回想篇の中に回想シーンを入れるくらい好きみたいです。ガリィ篇に帰ってこられるのか、これ。
    • テニス。
      • 先週の論撃バトルが面白くて仕方なかったんですが、やっと理由が分かった。
        • ここ。「王子様だか何だか知らねーが…、俺が王様(キング)だ!」
          • これが『Kill Bill』のある台詞とシンクロニシティ。
          • 「毎日毎日茶運んで…、ここが軍隊だったら俺はいまごろ将軍だよ!?」「お前が将軍なら俺は天皇陛下だよ! さっさと茶持ってこい!」
            • 「テニスの将軍様だか何だか知らねーが…、俺が天皇陛下だ!」
    • あとディストピア 10 選を考えていて気づいたんですが、想像通りなら ONE PIECE は近々ジャンプ史上最大の焚書坑儒を行うはずです。
      • 本当にジャンプ史上最大かは確信が持てませんけど。でも「地球を消した」とかならいざしらず、焚書した例は思いつかない。

2005-12-27

◆[読書][山口貴由]『シグルイ(5)』(原作 : 南條範夫、漫画 : 山口貴由)

「もう書かなくていいかと思ってたんですが、リクエストを受けたので。」

(以下の文章はネタバレを含みます)

2005-12-30

◆僕たちの好きなマッドキャラ 2005 〜精神鑑定はなんと正常〜

「というわけで今年もやります僕たちの好きなマッドキャラ。 去年までの経緯は Someone Wiki - 僕たちの好きなマッドキャラ参照。
なお、今年は別途年間ベストなどを選んだりはしないため、 実質的にこのランキングが小説・コミック・映画・ゲームのインターネット殺人事件統一ベストと考えていただいて結構です。」

順位ジャンル作品
1岩本虎眼コミック『シグルイ』
2柳生十兵衛小説『十兵衛両断』
3怪犬仮面小説『ベルカ、吠えないのか?』
4クムジャさん映画『親切なクムジャさん』
5ディビット・ライスコミック『魔人探偵脳噛ネウロ』
6狐憑きの狂人コミック『神秘家列伝 其ノ四』
7Dioコミック『スティール・ボール・ラン』
8チーム・アメリカ映画『チームアメリカ/ワールドポリス』
9松平忠輝小説『捨て童子・松平忠輝』
10ヒステリアコミック『魔人探偵脳噛ネウロ』
特別賞創聖のアクエリオン 主題歌アニメ『創聖のアクエリオン』
特別賞『ロマンシング・サガ ミンストレルソング』ゲーム
1 位 - 岩本虎眼

昨年惜しくも優勝を逃した虎眼先生でしたが、 なんと今年は更なる成長を見せ、新境地「魔神モード」にて 2005 年最気違いの座をゲットいたしました。 お美事…お美事にございまする。 ほんと第二十八景は読んでてどうしようかと思いました。 (2005-11-19 『シグルイ』 第 28 景 変身、或いは山口貴由 = ギガゾンビ序説参照)
虎眼先生の魅力はいまさら説明するまでもありませんが、 最近の先生を見ていると「老賊魔魅に入り 人天を悩乱して了る時なしとか…」(『鉄鼠の檻』)という言葉が頭を離れません。 今現在チャンピオン RED で進行している盲竜 VS 妖虎の対決はぜひリアルタイムで読むことをお勧めします。 山口貴由先生はいったい何と戦っているというのか。」

2 位 - 柳生十兵衛

「なぜいまさら柳生十兵衛がこの位置に? そう思った方は『十兵衛両断』を読みましょう。 断言しますが、この作品は今後 10 年以内に伝奇小説オールタイムベストの常連になります。 「柳生十兵衛 三度死す!」をキャッチフレーズとするこの怪作は、 決して精緻な傑作でも感動的な名作でもないのですが、それを補って余りある奇想と柳生愛に満ちています。 いい意味で「バカにも程がある」と言いたくなる小説です。おすすめ。
言うまでもありませんが、ブシドーMMO/柳生は本作にインスパイアされた企画です。」

3 位 - 怪犬仮面

2005-12-13 『ベルカ、吠えないのか?』参照。
彼の魅力はその人生哲学です。 「裏で悪を為した分、表の職業で善を為す」「自分より優れた相手はたとえイヌだろうと尊敬する」 この二つの信念を貫いた結果、表の顔はルチャドール、裏の顔はメキシコの麻薬組織のボス、 必殺技はセント・バーナード蹴りという稀代の人生モンタージュが完成しました。 恐ろしいことに彼は全くの本気です。クリスチャンだしね。 真面目なストーリーと思わせてこういうキャラを挟んでくる古川日出男先生はすばらしい。」

4 位 - クムジャさん

2005-11-13 親切なクムジャさん参照。
昨年の『オールド・ボーイ』に引き続き、今年もクレイジーの安定供給が続くパク・チャヌク監督の新作。 感情 & 表情の激しさに関しては折り紙付きです。」

5 位 - ディビット・ライス

「松井優征先生はいったい何と戦っているのか。 ヨン様、アライグマ、サザエさんといったお茶の間のアイドルをパロっているならまだしも、 某国を徹底的に挑発しきった狂人ディビット・ライスを登場させてくるあたり、この漫画は本当に侮れません。
今年の『ネウロ』は着実に話の地盤を固め、中長期連載への道を踏み出す一方、 ダンボール殺人事件の報道で犯人への影響が示唆される(結果的に全くの言いがかりでしたが)等、 いい感じに異端認定が進みつつあります。 これはつまり、話がどれだけ安定しようが一発逆転で松井先生の首が飛ぶ可能性は依然残されているということです。 ファンとしては当然『ネウロ』の連載が続くことを願っていますが、 遊びってのはギリギリの線引きが一番面白いので、 先生には今後ともボーダーラインの上で踊っていただくことを期待しています。」

6 位 - 狐憑きの狂人

2005-10-17 『神秘家列伝 其ノ四』(水木しげる、角川文庫) 参照。
この 2 ページを見たときの衝撃といったら。 精神的原型をそのまま綺麗に漫画化されるというのはなかなか得難い体験です。」

7 位 - Dio

2005-07-19 『スティール・ボール・ラン』 #4 ディエゴ・ブランドー参照。
これはですね、もちろん Dio 自身のキャラも十分おかしいんですけど、 それよりむしろ荒木先生の態度に驚いたんですよ。 Dio がメインライバルになるのは予想通りだったけど、 そこに至る過程でうわそんなことしちゃうんだ、という。
あの人も手段については何をするか分からないというか、 何と戦っているのか分からないタイプの作家なので、来年も引き続き奇妙なことをやらかしてくれるでしょう。」

8 位 - チーム・アメリカ

2005-08-02 チームアメリカ/ワールドポリス参照。
アメリカ人はいったい何と戦っているのか。 大量破壊兵器を破壊すべくその他の都市を大量破壊する彼らの姿は雄々しくも非常に馬鹿であり、 「テロリストを狩るものもテロリスト」という逆説が浮かんでしまいます。 本当に下らない映画でした。 ぜひクリスマスや年末年始などのメモリアルなタイミング以外に観ることをお勧めします。」

9 位 - 松平アンチェイン忠輝

『捨て童子・松平忠輝』(隆慶一郎、講談社文庫)参照。
昨年も小説部門に山田風太郎版松平忠輝がランクインしていましたが、 隆慶一郎版はまた一味違った鬼人だったので。
今年は『吉原御免状』『柳生非情剣』『柳生刺客状』『かくれざと苦界行』『死ぬことと見つけたり』『鬼麿斬人剣』『一夢庵風流記』『捨て童子・松平忠輝』と 隆慶一郎の代表作を一通り読みました。 どれも大変に面白く、また魅力的な登場人物が目白押しでしたが、 身分・実力・精神性を総合して考えるに、松平忠輝が一番異常です。 確かに強さは松永誠一郎か前田慶次が No.1 かもしれません。 また、精神回路の異常性では斉藤杢之助が最狂でしょう。 しかし家康の実子にして剣腕は当代最強、そして一切の常識に囚われぬ自由人の精神を貫き通すと言ったら、 これは松平忠輝しかありません。もお超アンチェイン。」

10 位 - ヒステリア

「引き続き『魔人探偵脳噛ネウロ』より。 「私は爆弾魔 だから私はカワイイ」の全然つながってない論理展開とか、 ブッちゃけを基調とした全然余人の同情を生まない動機なんかが素敵でした。 この子が遠隔型の爆弾魔で本当によかったと思います。 これが近接型で「ブッちゃけ」「ブッちゃけ」って言いながら手榴弾で人々をブッちゃけながら近づいてくるような気違いだったら大変ですよ。」

特別賞 - 創聖のアクエリオン 主題歌

「今年はアニメは DVD 『バジリスク』しか見ていませんが、 それでも噂を聞いていると『創聖のアクエリオン』の名はいつも聞こえてきました。 特に主題歌がヤバいとのことだったので、電波ソング好きとしては放っておけず視聴。」

一万年と二千年前から愛してる
八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった
一億と二千年あとも愛してる
君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない

「…ああ、バカだ。」

「というわけで、特別賞は菅野よう子の美しいメロディと前世系全開なオタカッコいいバカ歌詞のギャップが電波ソングの新たな地平を切り拓いた『創聖のアクエリオン』主題歌『創聖のアクエリオン』です。 本編は観てません。」

特別賞 - 『ロマンシング・サガ ミンストレルソング』

「今年もっともやりこんだゲーム。」

「実はこのゲームにはそれほど狂ったキャラは存在しません。
では誰が狂人かというと、ユーザーが狂人です。
相手は不死身の幽霊だから条件を満たして封印しなさいよ、と言われているのに 「相手が死ななきゃ技を閃き放題、武器の熟練度稼ぎ放題じゃん!」とばかりに 延々 3 時間ほど素手や棍棒で殴る蹴るの暴行を繰り返したり、 散々サルーインの手下からディスティニーストーンを守り抜いておきながら 最後の対決の前に「本気のサルーインが見たい」と言って全宿命石を捧げて敵をパワーアップさせてみたり。
そういった無意味なやり込みを誘発する力がこの作品にはあります。」

総括

「ブッちゃけ去年とかぶってない?」
「伝奇ならではのオートクロスオーヴァーと言え」
「でもアニメも映画も少ないし」
「何かを手に入れるには何かを削らなきゃいけないんだよ」
「せめて来年に向けての抱負とか」
「柳生小説が読みたい」
「また柳生かよ!」
「じゃ千葉真一の柳生映画」
「もういい! もうおまえの柳生話はウンザリだ!」

「まとめ。そうねえ。育つ方向はとりあえず考えないで、邪魔なら後から剪定すればいいんじゃないの」
「そうですね」

過去一覧
2002 2002-01 2002-02 2002-03 2002-04 2002-05 2002-06 2002-07 2002-08 2002-09 2002-10 2002-11 2002-12
2003 2003-01 2003-02 2003-03 2003-04 2003-05 2003-06 2003-07 2003-08 2003-09 2003-10 2003-11 2003-12
2004 2004-01 2004-02 2004-03 2004-04 2004-05 2004-06 2004-07 2004-08 2004-09 2004-10 2004-11 2004-12
2005 2005-01 2005-02 2005-03 2005-04 2005-05 2005-06 2005-07 2005-08 2005-09 2005-10 2005-11 2005-12
2006 2006-01 2006-02 2006-03 2006-04 2006-05 2006-06 2006-07 2006-08 2006-09 2006-10 2006-11 2006-12

トピック一覧 / [読書] / [バキ] / [Arakey] / [石川賢] / [キャラにLOVE] / [TopText] /