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インターネット殺人事件
「最初 2 時間くらいは見逃しました。 あと第二部の途中で居眠りしたので、まともに観たのは第三部だけです。 その上原作を読んでいないという不真面目極まりない態度での視聴。」
結論
「無難に作っているかと思いきや、ところどころ滅茶苦茶でなかなか楽しめました。 史実はいいようにねじ曲げているので(鍵屋ノ辻の決闘で桜井半兵衛が槍を取るとか)、 細かいことは気にしない方がいいでしょう。 やはり原作も読まねばなるまい。」
【 amazon 絵 24時間 】
【 amazon 絵 24時間 】「あらすじ。
石田三成は困っていました。
秀吉がそろそろ死にそうなのですが、度重なる朝鮮出兵などで豊臣家の財産が尽きかけているのです。
このままでは秀吉死去と同時に兵を挙げるであろう家康に対抗できません。
そんなとき、とあるルートから朝鮮に大量の埋蔵金があることを耳にします。
「これだ! 豊臣家を救うにはその埋蔵金を得るしかない!」
というわけで、三成は真田幸村と十勇士に埋蔵金発掘を依頼します。
が。
家康に埋蔵金のことがバレました。」
「そんな感じで、真田十勇士が服部半蔵と戦ったり、朝鮮王子 & 朝鮮忍者と戦ったりしつつ埋蔵金を目指します。
本当に頭の悪いストーリーです。そのままチャンピオンで連載できそうです。もちろん誉めてます。
特筆すべきことは以下 3 つでしょうか。」
「朝鮮忍術。
十勇士の忍法は山風クラス(人体取り外しや顔面変形といったレベル)なのに対し、
朝鮮忍者・檀奇七忍衆の忍法は明らかに超能力です。
いや、山風忍法も超能力と言えば超能力なんですが、
喩えて言うと「『バジリスク』だと思って読んでいたら甲賀の十名が十傑集だった」みたいな感じでしょうか。
これを忍法と言い張る荒山先生の開き直りは大したものだと思いました。
忍法の原理説明が酷かった例といえば『甲賀忍法帖』の薬師寺天膳がイチ押しですが - あれは本当に酷かった -、
『魔風海峡』はある意味それを上回っています。
なぜなら『魔風海峡』の忍法説明は説明していないからです。
「朝鮮にはこれこれこういう伝説があって、この忍法はその流れをくんでいるのでこんな怪奇現象が可能なんですよ」
というのは明らかに説明ではありません。
(伝説の出典は明記してありましたが、偽書かどうか確認する気もおきませんでした。)
「小説なんてどうせ全部嘘なんだから適当に書いときゃいいんだよ」と言わんばかりのその創作態度には感銘を覚えます。」
「それから臨海君(イムヘグン)。
荒山徹一流の「今まで取り上げられていなかったキャラをクローズアップしてみよう」によって伝奇世界に参戦した彼ですが、
主なオーバースキルは「朝鮮独立」と「剣術絶倫」です。
朝鮮王の第一王子でありながら、文を重んじ武を嫌う政府高官から嫌われ、王位継承から外されてしまう姿はそれなりに悲劇的ですが、
そこで「じゃあ加藤清正に日本剣術を習おう!」とか「諸悪の根源は朝鮮が清国の属国だからだ! よし、朝鮮を独立させよう!」と思い立つところが臨海君の魅力でしょうか(*1)
実のところ、臨海君が疋田豊五郎から新陰流を教わるところが一番盛り上がりました。
天才が良い師を得てぐんぐんレベルアップしていくストーリーは読んでいて気持ちいいものです。」
(『Sugar』とか『昴』とか)
「あと徳川。
隆慶一郎史観では、徳川家康という人物は基本的に善として描かれています。
史実上ひどいことをした場合には隆慶補正が発動し、
「確かにひどいことしたけど、あれは苦渋の選択だったんだ」とか
「あれは家康がやったんじゃなくて秀忠がやらせたんだ」とか
「家康は当代最強の知識人だから」とか
「家康はいくさ人だから」とか
「家康は道々の輩だから」とかいうフォローが入るわけです。
しかしながら、『魔風海峡』での家康の描写はこれと 180 度異なります。」
「基本的にこの二元論で話が進みます。
従って、秀吉派の三成、幸村、加藤清正などは自由を愛する高潔な武人、
一方家康派の本多正信、天海などは陰謀ばかり巡らす陰湿な文人として描かれます。
何というか、同じ「自由」というキーワードを理想としながらここまで隆慶一郎と解釈が食い違うのは見ていて楽しかったです。」
「そんなわけで、全体を通して大変頭が悪くてよろしいですね。 やはり荒山作品は一通り読まなければなるまいと決意。 次は複数の筋から『表題作がとてつもなく酷い』との情報を得ている短篇集『サラン』あたりを狙ってみましょうか。」
【 amazon 絵 2日 】「今に始まったことではありませんが、非常に扱いに困るメールばかり来ます。 最近のものを要約してみましょう。」
「面白いんですが、面白がる以外にどうしようもないのでここに記録しておきます。」
「ちょっとした思い出話をしましょう。
2004-07-04 に一つの nDiary 用フィルタを作りました。」
「そのときに書いたとおり、この記法は2005-07-02 [バキ] 第 212 話 ベストコンディションを書くために作ったものです。 つまり、板垣恵介先生が中国武術最大トーナメントをぶっ壊してまで登場させた敵キャラをわずか 19 ページで使い捨てるという蛮勇を振るったので - あれは本当に酷かった -、 その異常性に対抗するために新しいプログラムを作ったのです。」
「後で気づきましたが、この記法は簡易的なマインドマップでした。
マインドマップが 2 次元なら、 ulList は 1.5 次元くらいでしょうか。
思いつきをひたすら羅列することを促進し、脱線も無理なく許容するこの記法は、
その便利さゆえにシグルイ感想、雑記などに活躍することになりました。
いわば板垣恵介の狂気が新たな技術を生んだのです。」
「つまるところ、人が獣に対抗するには武器が必要であるように、 感想サイトが飛び抜けたクリエイターに対抗するには技術(ワザ)が必要なのです。 ここでは仮にその技術を精神的武器と呼びますが、 みんなもっと武器を作ったり使ったりしようよ、という話。」
「これが面白かったので、漫画において「合理的な豚」的なものがどう扱われているかという与太話をしてみます。 以下の点に注意。」
「免責条項を読み終えたところで具体的な話に移ると、 このように「限定状況でお互いがどう振舞うか」といったシチュエーションが出てくる作品と言えば、 大方の人は次のような漫画を挙げるでしょう。」
「これらを読んでいればすぐに気づくことですが、
漫画的には「合理的な豚」の状況、ナッシュ均衡に至った落ち着いた世界というのは、
実のところ物語の始まりでしかありません。
起承転結で言うとせいぜい起承くらいでしょうか。
少なくとも、上に挙げたようなその道の名作では、
ナッシュ均衡に至った状況を如何に崩すかというレベルから話が盛り上がり始めます。」
「では、具体的にどう均衡を崩すのか。
…という話をする前に、「合理的な豚」の条件について詳しく考えてみる必要があります。」
「実のところ、「合理的な豚」という話にはいくつかの隠れた設定があります。 はてなブックマークの言及や 元記事のコメント欄でも話題が出ていますが、 大雑把にまとめると次のような感じ。」
「これらは当然屁理屈です。「合理的な豚」というのはそういう話ではありません。
しかし、漫画的にこれを扱う場合、「ナッシュ均衡に到達したので豚さんたちは決められた通りに暮らしました」では文字通りお話にならないわけです。
面白くするにはどこかから意外性を引っ張り出してドラマを作り上げる必要があります。
人口に膾炙するのであれば、小さい豚さんがトンチで大きい豚野郎をギャフンと言わせるのがいいですね。」
「実際に均衡を壊す手段としては、「豚が嘘を吐く」と「実は檻の中には別のファクターがあった」が有力です。 詳しい話はネタバレになるので書きませんが、 『DEATH NOTE』は前者を多用することで、 『ONE OUTS』は後者を読者が「その手があったか!」と悔しがるような形で使うことで、 見事に限定状況を覆しています。」
「では、まとめを」
「まとめ。そうねえ。『世界はほんとうはもっと色鮮やかで豊かだし、残酷で不気味なんですよ?』ということしかないんじゃないの」
「そうですね」
「なお、余談ですが、『DEATH NOTE』の敗因は「どの条件で豚同士が均衡しているのか」が読者に理解できないほど複雑になってしまったことだと思われます。
ただ、この経験は「どこまでなら読者がついて来られるか」というサンプルとして掛け値なしに貴重なので、
作者及びジャンプ編集部はこれにめげずに今後もこういう話を作っていってほしいものです。いや本当に。
友人が『DEATH NOTE』人気の凋落について「夏コミでは早すぎ、冬コミでは遅すぎた」と嘆いていたのが印象的でした。」
「見どころ満載なので買っておくことをお勧めします。」
「「時代物以外で何か最近おすすめの本はないの?」という無礼極まりない質問を受けたので(*1)、 感想を書いてなかったおすすめ本を紹介します。」
【 amazon 絵 24時間 】「第弐斎藤 2005-08-11 、 日々是魚を蹴る 2005-08-26 あたりで評価されていたので買いました。 Amazon の書評から引用すると、
という四本の短篇が収録された本。 個人的にはどれも極端な限定状況を描いているところが好きです。 『ドグラ・マグラ』もそうですけど、「物語はこの部屋の中だけで進む」などの制約がある作品はいいですよね。 五七五の制約が俳句という芸術を高めたように、限定はいいものを生みます。」
【 amazon 絵 24時間 】「2005-12-23 初歩から始める文書偽造 柳生篇で書き忘れたんですが、 嘘つきに愛されやすいフレーズやタイトルというものがあります。 『余は如何にして基督信徒となりし乎』あたりはその最右翼と言えるでしょう。 このクソ真面目さが何とも言えないんですよね。 これを茶化したくならない嘘つきはいません。」
「というわけで、『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』というタイトルを見た瞬間「こいつは嘘つきだ」と判断して買いました。 内容は 69 点くらいかな。嘘つきとして育つ芽はありそうなので今後に期待。 あと『克美さんがいる』は清水義範の短篇に同じアイディアのものがあったはず。」
【 amazon 絵 2日 】「魚石庵 - 読書録「珍説愚説辞典」で知った本。 世界の珍説・愚説を集めるという聞いただけでワクワクするような企画です。 まだ全部読んでいませんが、「進化」が秀逸。」
【進化】
■おもしろい考え方
聖書は進化論の教育とは明らかに矛盾する。 有史以前の動物は、あるいは少なくともその多くはまごうかたなき怪物であり、 悪魔が造りだしたものであって、何らかの進化の影響を被らざるを得ない。 しかし、それとは反対に、神が造られたあらゆる創造物は最初から完璧な存在なのである。
『新しい土地、人類へのメッセージ』(1927)
「爆笑しました。よく出来た生物は designed だ。よく出来てない生物は悪魔の design だ。 この理屈はぜひ ID (インテリジェント・デザイン)論に取り込むべきだと思う。」
「参加してます。」
「言わずと知れたケン・イシカワの宮本武蔵陵辱本。柳生の扱いもたいがい酷いです。必読。」
【 amazon 絵 2日 】「平田弘史先生が三十三間堂の通し矢を描いた劇画。通し矢とはこんな競技。」
「これを徳川義直と徳川頼宣が藩の威信をかけて競います。 この設定だけで分かった、落ち着けと言いたくなるほど無惨です。」
【 amazon 絵 24時間 】「平田弘史先生が歴史に埋もれた凄い人を描いた劇画。基本的に以下略。」
【 amazon 絵 24時間 】「雷電 VS 女性陸奥。ちょっと目を離した隙にとんでもないことしやがる。」
【 amazon 絵 24時間 】「松岡正剛の千夜千冊 - 『兵法家伝書』柳生但馬守宗矩を読んで買いました。 古文は読み慣れていないので最初買う気はなかったんですが、 パラパラとめくっていて家伝書の図を見た瞬間に呆れ返る。 なんと型の説明が天狗なのです。 『新陰流兵法目録事』の『天狗抄』という部分のようですが、天狗だぜ、天狗。 素敵過ぎるので即購入。」
「今回最大の衝撃本。帯から引用すると、
本物の SAMURAI スピリットを求めて
1968 年アメリカ、中学生だったローリーは、セントルイスに住む「侍」に入門、柳生新陰流を学ぶことになった! ジーンズとジャンクフードの少年が、文化と時代の壁を越えて古き良き "SAMURAI スピリット" に挑んだ、悪戦苦闘のノンフィクション!!
だそうで、もお超アメリカ柳生。最近神様が私の願いを!! 本気でドッキリかと思いました。 ちらっとしか見ていませんが、柳生の歴史についてもそれなりに書かれているのでトンデモの類ではなさそう。」
「友人から Gyao! で『柳生一族の陰謀』が公開中との情報を得たので漫画喫茶に(自宅はナローバンドなので)。
見始めたはいいものの、序盤 30 分くらいで再生がうまく行かなくなり、 CM をはさんで先頭に戻ってしまう現象を 2 回ほど繰り返す。
仕方ないので諦めて別なものを観ることにしました。
せっかく萬屋錦之介の宗矩が「親に会うては親を殺し、仏に会うては仏を殺す」って言い始めたところだったのに。」
「というわけで、勘違い武士道つながりで『LAST SAMURAI』の DVD を鑑賞。今更。」
「…予想以上に凄まじい勘違い武士道でした。『柳生一族の陰謀』も間違ってるけど、『LAST SAMURAI』もかなり激しく間違ってる。
時代考証が間違ってるとかケチなことを言うつもりはなくて、武士道の概念自体が想定と異なってるという話です。
このサイトの武士道イメージは隆慶一郎史観に冒されているのでそれはそれでどうかと思うんですが、
いやこれ「いくさ人」でも「犬死に気違い」でもないでしょ。」
「剣術や衣装、民家のセットといったあたりは非常によくできていると思いますが、
ハリウッド的ヒーロー像がここまで武士道と噛み合わないとは。
…『柳生一族の陰謀』は DVD で買おう。」
【 amazon 絵 24時間 】「 1942 年 11 月 〜 1944 年 12 月までの山田風太郎(当時 20 歳)の日記。 太平洋戦争は 1941 年 〜 1945 年であり、つまりこれは戦時中のヤング山風が何を考えていたかの記録です。」
「これはいい本を薦めていただきました。感謝いたします。
読み始めるに当たってはメイキングオブ山風的な内容、
つまり未来の山風が如何にして形成されたかが書かれていることを予想していたんですが、
そういう意味では見事に予想を裏切られました。
読んでいて「え? これがほんとに山風になるの?」と不安になるくらい山風エッセンスがありません。
忍者の話題など全く出てこないし、探偵小説の話題も極めて少ない。明治時代についてもほとんど言及されない。
性的な話も全然ない。ないないづくしです。」
「では何が書いてあるかというと、普通です。山田風太郎青年の日々の出来事や読んだ本、考えたことなんかが書かれています。 日記にしては整いすぎている(つまり誰かに読まれることを想定している)気もしますが、 凄く真っ当に若者らしいことを書いています。」
「読み通しての感想は「山田君はいい奴だなあ」ということに尽きます。
真面目だし、 20 にしては驚くほど語彙が豊富だし、向上心もある。
文芸誌に短篇を送って採用されていたりもする。
しかし驚くほど食い意地が張っていたり、人間関係に悩んで落ち込んだりといった側面もある。
後の山風を彷彿とさせる点といえば、人間観察の鋭さと、冷血にも見えるほどの理性的な判断でしょうか。
昭和十九年七月八日の日記にこう書かれています。」
「山田は皮肉屋だ」とよくいわれる。
しかし自分はべつに故意に意地悪い観察をしている覚えはない。 人間は美と醜の両反面を持っていることは事実である。 そのどちらをも自分は唇に上せたい。 ただ人間は醜を美の仮面で覆うことが多いから、その刹那に真実を指摘したい衝動にかられ、 かくて「山田は辛辣だ」といわれることになるに過ぎない。 美だって、公平に認めようとしているのである。
「言いたいことは理屈的にも心情的にも非常によく理解できるんですが、 周りからすれば、こういうことを考えたり言ったりするのがもうアウトだったんでしょう。 こういうタイプは愛さずにはいられないなあ。」
「そのほか目に付いた点など。」
まことに虫よき話なれども、金のことにて苦労するはいやなり。 金がくだらぬものと承知しているがゆえに、そのくだらぬ金にて苦労するはいよいよいやなものなり。
まず品川でカレー丼を平げる。
それから五反田へ帰ってから、自分が昨日昼探検にいってなかなか上等なものを食わせると感嘆した大橋食堂へ菊地君を案内して、 丼飯二杯、肉皿一皿、刺身一皿、芋と人参と卯の花の煮合せ一皿で、都合一人前一円十銭の大饗宴を張る。
自分はすっかりうれしくなってしまって、今度の自分の給料日には、ここで一杯飲もうととんだ約束をしてしまった。 都合今夜は丼飯三杯食べたわけで、腹は苦しくって歩くのも大儀になった。
が、自分は愉快でたまらないので、今度は自分がオゴるからと、菊地君をひっぱって或るお汁粉屋で、 お汁粉やあんみつやあべ川餅を大いに食った。 そこを出てから、もう降参降参と悲鳴をあげる菊地君の片腕をつかまんばかりにして、今度は鮨屋に入る。 菊地君が悲鳴をあげればあげるほど、自分は悠々たる態度を持つことに努力したが、 腹は張り裂けるほど張り切って苦しかった。
ほんとうに救いようのない馬鹿とはこのことだ。
「この青年が、やがては淫術炸裂しまくりのバカ忍法帖を書いて書いて書きまくるようになるかと思うと、
この先の山風に一体何が起こったのかと異常な不安に駆られますが、
改めて考えてみると、実は山風は山風のままで作家になっていったのではないかとも思えます。
真面目で感動屋で激情家で皮肉屋な山田君のままでね。
忍法帖の根底には、冷静に奇想を突き詰めて話を作っていく姿勢が見られます。
例えば「人体が取り外し可能だったら何ができるか」といったワンアイディアから始まる思考実験。
その上に、おそらくは山田青年が理想とした美しいもの、またはその逆の醜いものを載せていった結果があの小説群ではないかと。」
「してみると、直截的ではないものの、やはりこれはメイキングオブ山風の書だったのでしょう。 重ねて言いますが、いい読書体験でした。感謝いたします。」
「友人に薦められたので読みました。 忍者ネタを少女漫画でファックしたような作品でした。 大変下らなくてよろしかったです。 読んだ後に何も残らないところが素晴らしいですね。」
「この読後感に何か覚えがあると思ったら、『 G の影忍』でした。 忍者ネタを使って呼吸するように嘘を吐くところがよく似ています。 「心眼センサーフルオープン!」とか「ミノフスキー隠れの術」とか。」
「ただ、二作品を比べてみると、忍者ネタと組み合わせたものの主従関係が逆になっているところが興味深いです。」
「おそらく忍者が好きで好きでたまらない忍者脳の人が描いた作品は後者のような組み合わせになるんでしょう。 この全てを忍者で語ろうとする姿勢を仮に忍者メソッドと名付けますが(ひねり一切無し)、 忍者メソッドの使い手はどのくらいいるのか調べてみました。」
「意外と隙がなくて驚きです。忍者がらみの単語がここまで開発されていたとは。」
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