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インターネット殺人事件
「『RIN』が面白すぎる。 2006-06-14 にも感想を書きましたが、改めて。」
「前回は『RIN』の空気観をメインにしたので、今回は『RIN』及び『SUGAR』ボクシングの描写について。
何がいいって、この自在に距離を操って一方的に相手を叩きのめす独特のテンポが素晴らしい。
強い理由や技の理屈ではなく、距離・エリア・タイミングを三次元的に上手くコントロールする様子を読者に見せることで、
何が優れたボクシングであるかというルールを刷り込んでいくわけです。
これは前作『SUGAR』の中尾ビデオから一貫した表現で、
読み返すと「こういう動きやこういう攻撃は相手に当たる」ということが空間的に分かった気分になるんですよ。
それが『RIN』の特徴、人を魅了する「四次元ボクシング」です。」
「四次元ボクシングの物理法則は以下二つを前提としています。」
「敢えてゲームバランスという言葉を使うと、攻撃を当てるのが困難なかわり、
当たるとゲージ三割四割は当たり前という上級者仕様(別名「素人にはクソゲー」)。
このバランス設定と、三次元から四次元を目指すスタイルから『電脳戦機バーチャロン』が連想されるんじゃないかというのが今日の思いつきです。
『SUGAR』のあるページを引用します。」

「そうそう、まさにこういう感じ。連射性の高い武器で相手を追い込み、ダッシュで距離を詰め、威力の高い攻撃でフィニッシュ。 『相手の「距離」「タイミング」「エリア」を潰す』という表現がぴったり。 初心者に「なんかめんどくさそう」という感覚を与えるところまで一緒。」

「これやりました。スペシネフでアファームドに接近戦を挑むのが大好きでした。 「カマ〜〜ン! イン ユア フィ〜〜ルド」。大抵負けたけど。」
「『バーチャロン』が至高の名作である所以は、攻撃が当たる当たらないのフィードバックを通じて プレイヤーにこの手の空間感覚を植え付けた点だと思うわけです。 今風に言えばリッチなユーザー体験ですよ。 当時の友人とは「『バーチャロン』やってるとニュータイプになれそう」と半ば本気で言ってました。 他の 3D 格闘ゲーム(『バーチャファイター』『鉄拳』)ではついぞこういう感覚を持つことはなかっただけに、 『RIN』を通じて「空間」を意識できることが非常に懐かしくも面白い。」
「上のを書いてる最中にふと思いついて作ってみました。 バトル漫画の絶対攻撃力(物理的にどれだけ破壊できるか)と 相対攻撃力(攻撃を何度当てれば敵が倒れるか)を独断と偏見でポイント化し、 みんな大好き二次元チャートで分類したもの。」

「絶対攻撃力は分かりやすいと思います。値はもちろん指数表現。 100 だと惑星とか恒星系の単位でぶっ壊します。
相対攻撃力の高さは一撃必殺度というか、敵を倒すためにどれだけ必殺技を当てなければならないかの感覚値。
防御力 - 攻撃力のように単純計算の値ではないです。」
「全体的にジャンプ作品が右上に偏る傾向があるような。
あと、このチャート上の位置はリアリティとは全く関係ないです。
それは Z 軸か何かで取るべき項目で、おそらく相関はあるけど因果関係はない。
個人的には『RIN』がリアルだとは思わないし。」
「ケチをつける気は毛頭ないんですが、もっと Web2.0 的な集計方法でみんな揃って幸せになりませんか。
てんでんばらばらのフォーマットで書くとか CSV ファイル置きましたとかいう話はもう止めましょうよ。
こういう企画を見ると毎回思うんですけど、今まで費やされた労力とこれから費やされるであろう労力が見るに忍びない。
せめて入力フォーマットを XML か YAML にするとか、
IPPO さんとこの
Rails で認証とアンケートのテストにアンケートを作ってもらうとかすれば、
各自の作業量が減る上に、集計パターンも後からいろいろ拡張できるのに。」
「もちろん読んでませんでした。中二病とは - はてなにも書いてあるでしょ。」
- 筒井康隆リスペクト
- でも『時をかける少女』はアウトオブ眼中
「や、よくできてますよ。本来これを読んで『よくできてる』なんてのたまう人間が読むべきものじゃないんでしょうけど。 なんでこれが歴史に残ったのかは納得しました。」
「物語原型的に効いたのはやはり『記憶は消えても想いは残る』っていうところなんでしょう。
ラベンダーの香りを嗅ぐたびにそこはかとなく蘇る記憶。
しかも未来人が消えたところで話を打ち切ってるから、
儚さと未来への希望を両立させつつ少女の永遠性を保ち……(以下詐欺師の言説なので削除)。
全体的に椎名高志が好きそうな話だと思いました。
『(有)椎名百貨店』ではパロディ四コマを描いてたし、
『GS美神』のおキヌちゃんのエピソードなんてまんま一緒だし。
深読みすると『絶対可憐チルドレン』の未来予知のくだりにまで影響を与えてるかもしれません。
たぶん好きすぎて「好きですよね」って言われたら言下に否定するくらい好きですね。」
「筒井康隆自身は『時をかける少女』のヒットについてどう思ってたのかが少し気になりました。
今は「よく稼いでくれるお嬢さん」と言ってますけど、
どうも好悪半ばという感じがします。「他にもっと売れるべき話があるだろう」とか。
これは単なる推測ではなく、別のドキュメンタリータッチの短編で筒井康隆が中学校だか高校へ取材に行く話があるんですが、
その中で、あるクラスの生徒たちが誰も筒井康隆を知らないというシーンが出てきます。
で、結局、一人の生徒が「ずっと前に一度だけ書いて映画化されたジュブナイル小説」を知っていて話が進み、
無事取材ができたという流れだったはず。
……微妙な扱いです。」
「そのほか。
時間が戻ったことを自分以外認識していないという設定を見て「得たり」と膝を打ちました。
そうか、バイツァダストはこれが元ネタだったのか。
ジュブナイル小説の設定を換骨奪胎して恐怖描写に転換するとは、やはり荒木先生は只者ではありません。」
「してみると、同様に青春小説のベタアイテムを恐怖描写へ転換するというのも一つのアイディアかもしれません。 そう、例えば『転校生の女の子と正面衝突して俺がお前でお前が俺で』とか。 これは書き方さえ調整すれば人格転移の恐怖を……。あ。」
後の朝鮮妖術ノッカラノウムである。
「というわけで荒山徹。正直な話、あまりにも『柳生武芸帖』が読みにくいので箸休めに手を出しました。」
「他の荒山作品に比べておとなしいと聞き及んでおりましたが、なかなかどうして、どうかと思いました。」
「また舞台になってる時代が家光就任直後という丁度伝奇的にいじりやすい時代ですから、 今年の正月に見たような面子がわらわら出てくるんですよね。 シリーズ物のライトノベルよろしくサラサラと読めます。」
「思うに、荒山先生はトンデモをこの程度に控えた方が世間受けする話を作れるんじゃないでしょうか。 『魔岩伝説』なんかもトンデモ控えめで純愛系だったからそれなりに真っ当っぽい話になってたし。」
「いま[のぬふ]で検索したら二番目に来ていたのでぬふぅ! と思いました。 あと「のぬふ」が「〜のぬふぅ兄弟」にヒットするのはあながち誤ヒットとは言えないので Google 師父の Web2.0 力は凄いと思いました。」
「特にまとまらない考え。」
「大衆の時間を消費させるという観点に立てば、為政者的には Winny や YouTube なんかの広義のファイル共有システムを弾圧する必要はない。 もちろん程度問題ではあるし、公開されてはまずいファイルが流出して制御不能になるリスクはありますが、 それは大衆が愚民化して扱いやすくなるというメリットとトレードオフで、 例えば特定の議員の政治生命や、特定の著作権者の利益と比べた場合、必ずしも弾圧という方向にのみ走るものではない。」
一人の悪に依りて万人苦しむ事あり。しかるに、一人の悪をころして万人をいかす。是等誠に、人をころす刀は、人を生かすつるぎなるべきにや。
(柳生宗矩『兵法家伝書』より)
「フィクションの中では、 Winny ネットワークにウイルスを流して特定のムービーを破壊しようとする『アキバ署!』にしろ、 逆に人体損壊ムービーをファイル共有ネットワークに流すことで製作者にダメージを与えようとする『池袋ウエストゲートパーク 電子の星』にしろ、 特定の個人を守るためならファイル共有ネットワークの一つや二つ叩き潰しても構わないという、 いわば“匹夫の剣”的な思想が目立ちます。 まあ、「大衆統治の観点からファイル共有ネットワークは潰せない」なんてのたまうヒーローが大衆に受け入れられるわけがないので当たり前なんですが。」
「となると、ポイントは『何が上がったらファイル共有ネットワークが政治的に叩き潰されるか』だと思うわけですよ。
現状でも日本政府が本気を出せば Winny ネットワークを潰せない筈がないので、
それが潰されずにいるということは、未だに Winny ネットワークには政府が目の色を変えるような重大なデータが流出していないと考えられます。」
「 YouTube も然り。おそらく、一つ二つのスナッフムービーが上がった程度では YouTube は潰されない。 では何が上がったらアメリカ政府が YouTube を潰そうと決心するのか。 ビン・ラディンの演説が毎日アップロードされるとか?」

「では、まとめを」
「まとめ。そうねえ。“人の生命は地球より重い”なんてバズワードもきっちりカウンターで切って落とす藤子先生は偉いってことしかないんじゃないの」
「そうですね」
ジャニーさんについて
嫌いだけど、あの人の発想が好きで。僕が両足骨折したことがあるんですよ。 スケート履けないからどうしようって話になったときに、ジャニーさんがなんって言ったと思います? 車椅子じゃないんですよ。 「ユー、ギブスにタイヤ付けろ!」って(笑)。その発想は好きなんですよね。 誉めたくはないけど。「すげえな、この●●」って。
紅白出演エピソード
そのときは光 GENJI がガーンッていっちゃってるから、「俺が日本を動かしてる!」ぐらいの気持ちだったんですよ。 だって、そのとき言ってたのが「俺が光 GENJI で、あとはその仲間たち」ですから。 「誰だと思ってんだ!」「来い、コラ!」って始まって。 TUBE の前田ちゃんが止めるわ、誰が止めるわで。 「もう『紅白』なんて出ない!」「紅組勝ちゃいいんだろ! なんで大晦日に歌ってなきゃいけねえんだよ、口パクで。いい加減にしろ!」とか言って。
(中略)
そしたらサブちゃんが「やめろぉぉぉぉ〜っ!」って。その年の大トリですから。 「何時だと思ってんだぁぁ〜っ!」って腕時計を見せられたら、ダイヤモンドが大量に入ってて文字盤も見えなくて、 何時かわかんないんですよ。そのとき負けたと思って。
【 amazon 絵 24時間 】「なぜ猫問答とファック文芸部杯で遊びすぎているせいで他の遊びをする暇がないという本末転倒な状態なんですが、 せっかくの夏なので、ちょっとした怖い話をしましょうか。」
「我々の荒山徹先生を愛する度合いが少々常識を外れていることは既に常識ですが、
それを示す分かりやすいリストがはてなブックマーク - タグ「荒山徹」を含む人気エントリーです。たくさんありますね。
さて、ここで一つの仮定をしましょう。
このエントリーリストの作者たちは、朝鮮を愛しすぎるほど愛している荒山先生を、皆それぞれのやり方で愛しすぎるほど愛しています。しかし。」
「この作者たちの中に、一人だけ朝鮮の血を引く人が混ざっている、と言ったら、あなたはどう思いますか?」
「その人は自分の祖が朝鮮にあることをネット上で告白したことはありません。今後もおそらくないでしょう。 そしてその人の荒山先生に対する愛は本物です。それはもう、荒山先生が朝鮮を愛するが如しです。 むしろ、その人は己の存在を肯定するためにこそ荒山先生を愛さずにはいられず、またその愛を示し続けねばならないのです。」
「もちろん根も葉もないフィクションですよ。それはもう、鶏林大学教授・黄算哲氏の実在ほどに。」
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